セツロテック

目次

セツロテックは、徳島大学で開発されたゲノム編集技術を基盤に、2017年に設立された徳島大学発のバイオベンチャーです。「Setsuro Breeding, Better Future」をスローガンに掲げ、独自の精密育種プラットフォーム「PAGEs」を通じて、農業・食品・水産・畜産・医薬など幅広い分野の研究開発を支援しています。

企業規模や業種を問わず、多様な生物種を対象としたゲノム編集や知的財産への対応まで包括的に支援できる体制が、同社の大きな特徴です。

※参照元:セツロテック公式HP(https://www.setsurotech.com/company/)

セツロテックが
選ばれる3つの理由

セツロテックTOPキャプチャ画像
引用元:セツロテック公式HP(https://www.setsurotech.com/)

独自プラットフォーム
「PAGEs」と3つの特許技術

セツロテックの技術的な特徴の一つが、独自のゲノム編集プラットフォーム「PAGEs(Platform Application using Genome Editing by Setsuro Tech)」です。PAGEsは単一の技術ではなく、GEEP法(特許第6980218号)・VIKING法(特許第6956995号)・ST9.5(特許出願中)を組み合わせたプラットフォームであり、対象生物や研究目的に応じて適切な手法を選択できます。

これにより、高難度なゲノム編集や効率的なゲノム改変にも対応。徳島大学で培われた研究成果を基盤に継続的な技術開発を進めており、蓄積されたノウハウが同社の技術基盤を支えています。

参照元:セツロテック公式HP(https://www.setsurotech.com/technology/)

農業・食品・水産・医薬など、
幅広い産業・生物種に対応

セツロテックの差別化ポイントは、対応できる対象の幅広さです。マウスやラット、培養細胞などの医薬・ライフサイエンス分野に加え、農作物、水産生物、家畜など幅広い生物種を対象としたゲノム編集受託サービスを提供しています。

近年は、食料生産の安定化やカーボンニュートラルの実現に向けて、農業・食品・水産分野でもゲノム編集技術の活用が進んでいます。セツロテックはこうした多様な研究開発ニーズに対応しており、大企業から中小企業、研究機関まで、幅広い顧客を支援している点も強みです。

CRISPR特許ライセンス契約
済みで商業利用を
見据えた
研究を支援

商業利用を視野に入れた研究を行う場合、CRISPR関連特許への対応が重要な検討事項となります。セツロテックは、ERS Genomics Ltd.およびBroad InstituteとCRISPR特許ライセンス契約を締結しており、研究用途に加え、商業開発を見据えた研究にも対応しています。

知的財産への対応が整っているため、製薬企業やバイオベンチャーでも商業利用を想定した研究開発に取り組みやすい点が特徴です。

参照元:セツロテック公式HP(https://www.setsurotech.com/licence/)

こんな課題をお持ちの
方におすすめ

  • 農業・食品・水産分野でゲノム編集を活用した商品開発を検討している
  • ノックアウト(KO)マウスやモデル動物の作製を外注したい
  • iPS細胞だけでなく、多様な生物種に対応できる受託会社を探している
  • 研究開発から事業化・商品化まで一貫した支援を受けたい
  • 商業利用を見据えたCRISPR特許ライセンス対応が必要

セツロテックに
依頼できるゲノム編集
サービスの種類

設立以来、農業・食品・医薬など多様な産業分野のプロジェクトを手がけており、対応できる生物種・編集手法の幅広さがセツロテックの強みです。PAGEsプラットフォームを通じて、目的に応じた適切な手法を提案しています。

KOマウス・モデル動物作製

KOマウス・モデル動物作製
引用元:セツロテック公式HP
(https://www.setsurotech.com/genome-editing/mouse/)

遺伝子の機能解析や疾患研究に用いられるKOマウスをはじめ、ラットなどのモデル動物のゲノム編集に対応しています。GEEP法やVIKING法を活用し、目的に応じたゲノム編集条件を選択することで、効率的なモデル動物の作製を支援。単純なノックアウトから、特定の遺伝子変異を導入するノックインモデルまで、目的に応じた多様な手法を提供しています。

参照元:セツロテック公式HP(https://www.setsurotech.com/genome-editing/mouse/)

農業・食品・水産生物の
ゲノム編集

セツロテックの強みの一つが、農作物・水産生物・家畜など、食料・農業分野のゲノム編集です。除草剤耐性や病害抵抗性、収量性、品質特性など、目的形質に応じたゲノム編集を受託し、育種研究を支援しています。また、量子バイオテクノロジーを有する企業との業務提携を通じて、世界最速の育種サービスの実現も目指しています。

参照元:セツロテック公式HP(https://www.setsurotech.com/official/6693/)

培養細胞のゲノム編集

マウス・ラット由来の初代培養細胞をはじめ、各種培養細胞株のゲノム編集を受託。ノックアウトやノックイン、特定変異の導入など、研究目的に応じたゲノム編集を提供し、基礎研究から創薬研究まで幅広いニーズを支援します。また、商品開発・事業化まで見据えたアウトライセンスサービスも提供しており、知的財産の活用を含めた研究開発をサポートしています。

参照元:セツロテック公式HP(https://www.setsurotech.com/genome-editing/cell/)

セツロテック
ゲノム編集 実績・事例

セツロテック事例
引用元:セツロテック公式HP
(https://www.setsurotech.com/official/12648/)

セツロテックは設立以来、農業・食品・水産・医薬の各分野において多数のプロジェクトを手がけてきました。公開されている取り組みの一例として、量子ビーム技術企業Quantum Flowers & Foodsとの業務提携があります。ゲノム編集と中性子ビーム技術を組み合わせることで、世界最速水準の品種改良サービスの実現を目指す※1という取り組みです。

また、2026年1月にはニコンCVC・モンゴルVCなどから3.2億円の資金調達※2を実施し、ゲノム編集事業の世界展開を加速させています。この資金力と国際的なネットワークも、同社への受託を検討する際の安心材料となっています。

参照元1:セツロテック公式HP(https://www.setsurotech.com/official/6693/)
参照元2:セツロテック公式HP(https://www.setsurotech.com/official/12648/)

参考費用・サービス内容

項目 内容
費用 要問い合わせ(プロジェクト内容により個別見積もり)
初回相談 無料(アイデア段階から相談可能)
対応サービス ノックアウト(KO)マウス・ノックアウト(KO)/ノックイン(KI)細胞・農作物・水産生物のゲノム編集・事業化支援
ライセンス ERS Genomics Ltd./Broad InstituteとCRISPR特許ライセンス契約済み

費用はプロジェクトの内容・生物種・難易度によって大きく異なります。まずは公式サイトよりお問い合わせください。

まとめ

セツロテックは、徳島大学発の精密育種技術を基盤とするゲノム編集受託会社です。独自のPAGEsプラットフォームによる多様な生物種への対応、農業・食品・水産・医薬にまたがる多くの産業実績、そしてCRISPR特許ライセンス対応済みという3点が、同社の強みといえるでしょう。

iPS細胞に特化した会社とは異なり、多様な生物種・産業分野のゲノム編集を検討している企業・研究機関の方は、ぜひ他社との比較も含めてご確認ください。

会社概要

社名 株式会社セツロテック
本社所在地 徳島県徳島市蔵本町3-18-15 藤井節郎記念医科学センター内
公式HP https://www.setsurotech.com/

本記事の情報は公式サイトの公開情報をもとにしています。最新情報はセツロテック公式サイトにてご確認ください。

     
ERS/BROADの
ライセンスを使用する
【目的別】ゲノム編集受託サービス会社3選
           

複雑なゲノム編集を
無駄なくスピーディーに 成功させたい

GenAhead Bio

GenAhead Bio公式HP
引用元:GenAhead Bio公式HP
(https://jp.genaheadbio.co.jp/)
  • ノックイン・レポーター細胞・マルチプルKOなど、一般的なプロトコールから既存プロトコールでは再現できない複雑なゲノム編集まで対応。受託実績は190件超(※)で、他社に断られた案件の引き継ぎにも応じる。
  • プール細胞の段階で編集成否を早期に確認できる独自のCRISPR-SNIPER法を採用。研究スケジュールが逼迫している場面でも、2~3週間でGo/No Goの判定を出し、後工程の遅延・手戻りを防ぐ
納期の目安

2〜3週間

(成否判定)

主な対象生物・細胞種
  • iPS細胞
  • 細胞株
  • 初代培養細胞

マウス・ラット等の
ゲノム編集動物モデルを
作製したい

セツロテック

セツロテック公式HP
引用元:セツロテック公式HP
(https://www.setsurotech.com/)
  • KOマウス・Floxマウスといった幅広い種類の遺伝子改変動物モデルを受託。マウス受精卵へのインジェクション技術を保有し、動物モデル作製を専門外とする研究者でも、必要な仕様を伝えるだけで依頼できる。
  • CRISPR/Cas9での編集が難しいケースに対しても、独自技術「ST8」による代替アプローチが可能。一度の問い合わせで複数の手法を提案してもらえるため、動物モデル作製の選択肢が広がる。
納期の目安

5ヶ月〜

(動物納品)

主な対象生物・細胞種
  • マウス
  • ラット
  • 培養細胞
  • 畜産動物
  • 微生物

ゲノム編集から
オフターゲット解析等まで

一括で依頼したい

タカラバイオ

タカラバイオ公式HP
引用元:タカラバイオ公式HP
(https://www.takara-bio.co.jp/ja/index.html)
  • sgRNA設計・細胞株作製・オフターゲット解析・各種アッセイ(FCM・WB・PCR)まで、複数業者への発注・調整なしに同一窓口で完結。論文提出・社内審査に必要なデータを一貫した品質で揃えられる。
  • 自社開発のCRISPR試薬「Guide-itシリーズ」を販売。その試薬を使って上手くいかなかった場合も、別の受託先を探すことなく、そのまま依頼できる。試薬の仕様を知り尽くしたチームが対応するため、条件設定のやり直しも発生しない。
納期の目安

4.5ヶ月〜

(株・動物納品)

主な対象生物・細胞種
  • iPS細胞
  • 細胞株
  • 初代培養細胞
  • マウス
  • ラット
※参照元:GenAhead Bio公式HP(https://jp.genaheadbio.co.jp/genome-editing/)
情報は2026年8月時点