GenAhead Bio(ジェナヘッドバイオ)は、武田薬品工業で核酸医薬やゲノム編集研究などに長年携わってきた周郷氏が2018年に設立した、創薬研究を中心としたゲノム編集受託企業です。
「明日の創薬を支える独自の遺伝子技術」をミッションに掲げ、独自のゲノム編集技術や核酸デリバリー技術を基盤としたサービスを提供しています。製薬企業で培った経験を活かし、研究者目線での柔軟なプラン設計を強みとしている点も特徴です。
GenAhead Bioの技術的な特徴の一つが、独自開発した「CRISPR-SNIPER」です。一般的なCRISPR/Cas9を用いたゲノム編集では、編集効率の評価にクローン解析を行うことが多く、結果が得られるまで数ヶ月を要する場合があります。一方、CRISPR-SNIPERではプール解析を用いることで、編集初期段階から最終的なゲノム編集割合を高感度に予測・定量評価できます。
これにより、編集効率が低くなりやすいターゲットでも早期にGo/No Go判定を行いやすくなり、不要な実験や開発期間の短縮につながります。また、190件以上の受託実績(2026年8月調査時点)※で蓄積したノウハウを編集条件の最適化に生かしている点も、同社の強みです。
受託案件の過半数※がiPS細胞を対象としており、iPS細胞のゲノム編集に高い専門性を有しています。その背景には、創業者が武田薬品工業時代からiPS細胞を用いた創薬研究やゲノム編集に携わり、創薬研究に必要な疾患モデル細胞の作製などに取り組んできた経験があります。
また、iPS細胞分野を手がけるリプロセルとの協業により、iPS細胞を保有していない企業や研究機関でも、iPS細胞の調達からゲノム編集までを一貫して依頼できる体制を整えています。
商業利用を視野に入れたゲノム編集研究では、技術力だけでなく、CRISPR関連特許への適切な対応も重要な検討項目です。特許ライセンスの有無によっては、研究開発や事業化に影響を及ぼす可能性があります。
GenAhead Bioは、ERS Genomics Ltd.およびBroad Instituteの両方とCRISPR特許ライセンス契約を締結しており、internal researchだけでなく、共同研究先や研究委託先でも利用できるライセンス体系を採用しています。商業利用を見据えた研究開発を進める企業にとって、知財面にも配慮した受託体制を整えている点が特徴です。
設立以来、累計190件以上のプロジェクト実績※があり、ノックアウトやマーカー標識、SNP変換など幅広いゲノム編集に対応しています。また、受託案件の過半数がiPS細胞を対象としており、この分野で培った高い専門性と豊富な経験が同社の強みとなっています。
疾患関連遺伝子変異の約6割は1塩基変異(SNP)が関与するとされており、創薬研究では病態を再現した細胞モデルの構築が重要です。しかし、患者由来サンプルや細胞の入手は容易ではありません。GenAhead Bioでは、iPS細胞にゲノム編集を施し、疾患モデル細胞を作製するサービスを提供。受託案件の過半数がiPS細胞を対象としており、疾患モデルiPS細胞の作製で豊富な実績を有しています。
GenAhead Bioでは、遺伝子機能の解析に欠かせないノックアウト(KO)細胞の作製に対応しています。1遺伝子のシンプルKOをはじめ、マルチプルKO、誘導型KO、ノックイン型KOまで、研究目的に応じたさまざまなノックアウト細胞作製サービスを提供。さまざまな研究開発ニーズに応えています。
分化研究に用いるレポーターiPS細胞の作製や、特定の遺伝子座位への異種遺伝子ノックインなど、多様なノックイン編集に対応しています。また、種差のある化合物を同一細胞で評価するための「遺伝子の生物種変換」にも対応しています。
GenAhead Bioが実際に手がけたゲノム編集の事例を紹介します。公開されているプロトコルや論文では再現が難しい複雑な編集にも対応しており、他社に断られた案件の引き継ぎ実績もあります。
ヘム生合成系酵素の一つであるフェロキラターゼに1塩基置換(FECH c.286C>T)を導入したiPS細胞を作製。EPP(骨髄性プロトポルフィリン症)の診断基準の一つである赤血球の自家蛍光を、ゲノム編集によって再現することに成功しました。
患者由来サンプルの入手が難しい希少疾患においても、iPS細胞へのSNP変換によって病態モデル細胞を作製できることを示す事例です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 費用 | 要問い合わせ(プロジェクト内容により個別見積もり) |
| 初回相談 | 無料(アイデア段階から相談可能) |
| 対応サービス | SNP変換・ノックアウト(KO)・ノックイン(KI)・iPS細胞編集・gRNA/ドナーベクター設計 |
| ライセンス | ERS Genomics Ltd./Broad InstituteとCRISPR特許ライセンス契約済み |
費用はプロジェクトの内容・難易度によって異なります。まずは、公式サイトよりお問い合わせください。
GenAhead Bioは、創薬研究に特化したゲノム編集受託会社です。独自のCRISPR-SNIPER技術による早期のGo/No Go判定、iPS細胞ゲノム編集への深い専門性、累計190件以上のプロジェクト実績※(2026年8月調査時点)、そしてCRISPR特許ライセンスに対応した体制の4点が、同社を選ぶ主な理由です。
高難易度のSNP変換やノックイン、iPS細胞編集を検討している製薬企業や研究機関の方は、自社の研究テーマや目的に適したサービスかどうか、ぜひ比較・検討してみてください。
| 社名 | 株式会社 GenAhead Bio |
|---|---|
| 本社所在地 | 神奈川県藤沢市村岡東2-26-1(湘南ヘルスイノベーションパーク内) |
| 公式HP | https://jp.genaheadbio.co.jp/ |
本記事の情報は公式サイトの公開情報をもとにしています。最新情報はGenAhead Bio公式サイトにてご確認ください。

2〜3週間
(成否判定)

5ヶ月〜
(動物納品)

4.5ヶ月〜
(株・動物納品)