GenAhead Bio

目次

GenAhead Bio(ジェナヘッドバイオ)は、武田薬品工業で核酸医薬やゲノム編集研究などに長年携わってきた周郷氏が2018年に設立した、創薬研究を中心としたゲノム編集受託企業です。

「明日の創薬を支える独自の遺伝子技術」をミッションに掲げ、独自のゲノム編集技術や核酸デリバリー技術を基盤としたサービスを提供しています。製薬企業で培った経験を活かし、研究者目線での柔軟なプラン設計を強みとしている点も特徴です。

GenAhead Bioが
選ばれる3つの理由

GenAhead Bio
引用元:GenAhead Bio公式HP(https://jp.genaheadbio.co.jp/)

独自の「CRISPR-SNIPER」
技術による早期判定

GenAhead Bioの技術的な特徴の一つが、独自開発した「CRISPR-SNIPER」です。一般的なCRISPR/Cas9を用いたゲノム編集では、編集効率の評価にクローン解析を行うことが多く、結果が得られるまで数ヶ月を要する場合があります。一方、CRISPR-SNIPERではプール解析を用いることで、編集初期段階から最終的なゲノム編集割合を高感度に予測・定量評価できます。

これにより、編集効率が低くなりやすいターゲットでも早期にGo/No Go判定を行いやすくなり、不要な実験や開発期間の短縮につながります。また、190件以上の受託実績(2026年8月調査時点)で蓄積したノウハウを編集条件の最適化に生かしている点も、同社の強みです。

※参照元:GenAhead Bio公式HP(https://jp.genaheadbio.co.jp/genome-editing/)

iPS細胞への深い専門性

受託案件の過半数がiPS細胞を対象としており、iPS細胞のゲノム編集に高い専門性を有しています。その背景には、創業者が武田薬品工業時代からiPS細胞を用いた創薬研究やゲノム編集に携わり、創薬研究に必要な疾患モデル細胞の作製などに取り組んできた経験があります。

また、iPS細胞分野を手がけるリプロセルとの協業により、iPS細胞を保有していない企業や研究機関でも、iPS細胞の調達からゲノム編集までを一貫して依頼できる体制を整えています。

※参照元:GenAhead Bio公式HP(https://jp.genaheadbio.co.jp/genome-editing/)

商業利用を見据えた
CRISPR特許ライセンス体制

商業利用を視野に入れたゲノム編集研究では、技術力だけでなく、CRISPR関連特許への適切な対応も重要な検討項目です。特許ライセンスの有無によっては、研究開発や事業化に影響を及ぼす可能性があります。

GenAhead Bioは、ERS Genomics Ltd.およびBroad Instituteの両方とCRISPR特許ライセンス契約を締結しており、internal researchだけでなく、共同研究先や研究委託先でも利用できるライセンス体系を採用しています。商業利用を見据えた研究開発を進める企業にとって、知財面にも配慮した受託体制を整えている点が特徴です。

こんな課題をお持ちの
方におすすめ

  • 自施設でのゲノム編集実験が失敗続きで、外注を検討している
  • iPS細胞の疾患モデルを作製したいが、社内に専門知識を持つ人材がいない
  • SNP変換など、難易度の高いゲノム編集に対応できる受託会社を探している
  • 実験の成否を早い段階で見極めたい
  • 商業利用を見据えたCRISPR特許ライセンス対応が必要

GenAhead Bioに
依頼できるゲノム編集
サービスの種類

設立以来、累計190件以上のプロジェクト実績があり、ノックアウトやマーカー標識、SNP変換など幅広いゲノム編集に対応しています。また、受託案件の過半数がiPS細胞を対象としており、この分野で培った高い専門性と豊富な経験が同社の強みとなっています。

※参照元:GenAhead Bio公式HP(https://jp.genaheadbio.co.jp/genome-editing/)
※情報は2026年8月調査時点

1塩基変異(SNP)細胞作製

1塩基変異(SNP)細胞作製
引用元:GenAhead Bio公式HP
(https://jp.genaheadbio.co.jp/genome-editing/)

疾患関連遺伝子変異の約6割は1塩基変異(SNP)が関与するとされており、創薬研究では病態を再現した細胞モデルの構築が重要です。しかし、患者由来サンプルや細胞の入手は容易ではありません。GenAhead Bioでは、iPS細胞にゲノム編集を施し、疾患モデル細胞を作製するサービスを提供。受託案件の過半数がiPS細胞を対象としており、疾患モデルiPS細胞の作製で豊富な実績を有しています。

ノックアウト(KO)細胞作製

ノックアウト(KO)細胞作製
引用元:GenAhead Bio公式HP
(https://jp.genaheadbio.co.jp/genome-editing/)

GenAhead Bioでは、遺伝子機能の解析に欠かせないノックアウト(KO)細胞の作製に対応しています。1遺伝子のシンプルKOをはじめ、マルチプルKO、誘導型KO、ノックイン型KOまで、研究目的に応じたさまざまなノックアウト細胞作製サービスを提供。さまざまな研究開発ニーズに応えています。

ノックイン細胞
(任意配列の挿入)作製

ノックイン細胞(任意配列の挿入)作製
引用元:GenAhead Bio公式HP
(https://jp.genaheadbio.co.jp/genome-editing/)

分化研究に用いるレポーターiPS細胞の作製や、特定の遺伝子座位への異種遺伝子ノックインなど、多様なノックイン編集に対応しています。また、種差のある化合物を同一細胞で評価するための「遺伝子の生物種変換」にも対応しています。

GenAhead Bio
ゲノム編集 作製事例

GenAhead Bioが実際に手がけたゲノム編集の事例を紹介します。公開されているプロトコルや論文では再現が難しい複雑な編集にも対応しており、他社に断られた案件の引き継ぎ実績もあります。

作製事例:
骨髄性プロトポルフィリン症(EPP)モデルiPS細胞

GenAhead Bio
引用元:GenAhead Bio公式HP
(https://jp.genaheadbio.co.jp/genome-editing/)

ヘム生合成系酵素の一つであるフェロキラターゼに1塩基置換(FECH c.286C>T)を導入したiPS細胞を作製。EPP(骨髄性プロトポルフィリン症)の診断基準の一つである赤血球の自家蛍光を、ゲノム編集によって再現することに成功しました。

患者由来サンプルの入手が難しい希少疾患においても、iPS細胞へのSNP変換によって病態モデル細胞を作製できることを示す事例です。

参考費用・サービス内容

項目 内容
費用 要問い合わせ(プロジェクト内容により個別見積もり)
初回相談 無料(アイデア段階から相談可能)
対応サービス SNP変換・ノックアウト(KO)・ノックイン(KI)・iPS細胞編集・gRNA/ドナーベクター設計
ライセンス ERS Genomics Ltd./Broad InstituteとCRISPR特許ライセンス契約済み

費用はプロジェクトの内容・難易度によって異なります。まずは、公式サイトよりお問い合わせください。

まとめ

GenAhead Bioは、創薬研究に特化したゲノム編集受託会社です。独自のCRISPR-SNIPER技術による早期のGo/No Go判定、iPS細胞ゲノム編集への深い専門性、累計190件以上のプロジェクト実績(2026年8月調査時点)、そしてCRISPR特許ライセンスに対応した体制の4点が、同社を選ぶ主な理由です。

高難易度のSNP変換やノックイン、iPS細胞編集を検討している製薬企業や研究機関の方は、自社の研究テーマや目的に適したサービスかどうか、ぜひ比較・検討してみてください。

※参照元:GenAhead Bio公式HP(https://jp.genaheadbio.co.jp/genome-editing/)

会社概要

社名 株式会社 GenAhead Bio
本社所在地 神奈川県藤沢市村岡東2-26-1(湘南ヘルスイノベーションパーク内)
公式HP https://jp.genaheadbio.co.jp/

本記事の情報は公式サイトの公開情報をもとにしています。最新情報はGenAhead Bio公式サイトにてご確認ください。

     
ERS/BROADの
ライセンスを使用する
【目的別】ゲノム編集受託サービス会社3選
           

複雑なゲノム編集を
無駄なくスピーディーに 成功させたい

GenAhead Bio

GenAhead Bio公式HP
引用元:GenAhead Bio公式HP
(https://jp.genaheadbio.co.jp/)
  • ノックイン・レポーター細胞・マルチプルKOなど、一般的なプロトコールから既存プロトコールでは再現できない複雑なゲノム編集まで対応。受託実績は190件超(※)で、他社に断られた案件の引き継ぎにも応じる。
  • プール細胞の段階で編集成否を早期に確認できる独自のCRISPR-SNIPER法を採用。研究スケジュールが逼迫している場面でも、2~3週間でGo/No Goの判定を出し、後工程の遅延・手戻りを防ぐ
納期の目安

2〜3週間

(成否判定)

主な対象生物・細胞種
  • iPS細胞
  • 細胞株
  • 初代培養細胞

マウス・ラット等の
ゲノム編集動物モデルを
作製したい

セツロテック

セツロテック公式HP
引用元:セツロテック公式HP
(https://www.setsurotech.com/)
  • KOマウス・Floxマウスといった幅広い種類の遺伝子改変動物モデルを受託。マウス受精卵へのインジェクション技術を保有し、動物モデル作製を専門外とする研究者でも、必要な仕様を伝えるだけで依頼できる。
  • CRISPR/Cas9での編集が難しいケースに対しても、独自技術「ST8」による代替アプローチが可能。一度の問い合わせで複数の手法を提案してもらえるため、動物モデル作製の選択肢が広がる。
納期の目安

5ヶ月〜

(動物納品)

主な対象生物・細胞種
  • マウス
  • ラット
  • 培養細胞
  • 畜産動物
  • 微生物

ゲノム編集から
オフターゲット解析等まで

一括で依頼したい

タカラバイオ

タカラバイオ公式HP
引用元:タカラバイオ公式HP
(https://www.takara-bio.co.jp/ja/index.html)
  • sgRNA設計・細胞株作製・オフターゲット解析・各種アッセイ(FCM・WB・PCR)まで、複数業者への発注・調整なしに同一窓口で完結。論文提出・社内審査に必要なデータを一貫した品質で揃えられる。
  • 自社開発のCRISPR試薬「Guide-itシリーズ」を販売。その試薬を使って上手くいかなかった場合も、別の受託先を探すことなく、そのまま依頼できる。試薬の仕様を知り尽くしたチームが対応するため、条件設定のやり直しも発生しない。
納期の目安

4.5ヶ月〜

(株・動物納品)

主な対象生物・細胞種
  • iPS細胞
  • 細胞株
  • 初代培養細胞
  • マウス
  • ラット
※参照元:GenAhead Bio公式HP(https://jp.genaheadbio.co.jp/genome-editing/)
情報は2026年8月時点